さいとう医院の設備
建物
 当院は、医院建築に豊富な実績を誇るMIA・医院建築連合の桜沢氏により設計され、2001年7月に竣工いたしました。待合室、受付、2つの診察室、点滴や検査を行う処置室及びテレビレントゲン室を持つ、白を基調とした明るく機能的な診療所です。
 高齢化社会を迎え、移動に際して杖、シルバー・カー、車椅子などを必要とする方も多くなっております。そんな方のために、当院は道路からフロアー全体に段差が無く、バリア・フリー医院を実現しています。さらに、トイレや廊下には手摺りを設置して患者さんの安全を確保しています。

検査・治療機器
  
  • 12誘導心電計   
  • ホルター心電計   
  • 経皮酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)   
  • 上部消化管経鼻内視鏡及び電子スコープ   
  • 腹部及び心臓超音波診断装置   
  • TV レントゲン装置
  • 頚動脈及び大動脈硬化検査装置
  • 肺機能検査
  • 自動対外式除細動器(AED)
 医療情報のコンピューター管理

 さいとう医院ではNetBee Co.,Ltd が開発した電子カルテシステムにより医療情報のコンピューター管理を行っております。問診や診察の結果だけでなく、血液検査データ、心電図、レントゲン写真なども一元管理しています。本システムにより一度でも受診された患者さんのデータは半永久的に保存され、迅速に取り出すことができます。また、個人情報の管理には細心の注意をはらっております。
 さいとう医院の歴史
 義父である故・伊藤 汎 元名誉院長が1959年(昭和34年)に東町4-22-7に伊藤医院(内科、小児科、胃腸科、循環器科、レントゲン科)を開設しました。以来長年に亘って地域医療に貢献して参りましたが、施設の老朽化から故・伊藤院長が世代交代を英断され、2001年8月当地へ新築移転し、さいとう医院としてスタート致しました。
 なお、2002年9月1日に法人「医療法人 社団 汎和会 さいとう医院」(理事長 斎藤寛和)としての新たなスタートを切りました。経営の近代化・効率化及び設備の更なる充実を目指してゆきます。
 医薬分業について
 医療の高度化に伴い機能分化が進められています。様々な分野の専門家がチームワークを組み、協力し合うことでよりよい医療の提供が図られています。さいとう医院では、医師と薬剤師が協力してお薬をより安全に使っていただくための制度である医薬分業をとりいれています。診察終了後に窓口で処方箋を差し上げますので、お近くの調剤薬局へお持ち下さい。薬剤師が薬の量や飲み合わせ等を確認の上、調剤し、処方せんと引換えにお薬が渡されます。詳しくは窓口でおたずね下さい。

 医薬分業には以下のようなメリットがあります。(日本薬剤師会ホームページより)

  1. 医師が診療に専念し、薬剤師が調剤することにより、お薬の使用がより安全になります。
  2. 処方せんにより、あなたのお薬の処方内容が明らかになります。
  3. かかりつけ薬局ではあなたのお薬に関する記録を保管しています。お薬に対するアレルギー、 副作用等を記録しておくことで、あなたの服用するお薬の安全性を高めることができます。
  4. 他の病院や診療所の処方と同じ薬が重複していたり、危険な飲み合わせがある場合など処方内容に疑問 がある場合、薬剤師が医師に問い合わせ、その結果、処方内容の変更や、処方中止等の処置がとられることもあります。
  5. 飲み忘れ・飲み間違いを防ぐため、1回に飲むお薬を一包にまとめたり、お薬の名前や飲み方、効能・効果 や副作用などの情報を書いたメモをお渡しして説明をしたり、お薬手帳 や健康手帳にお薬の情報などの記録もします。特に複数の医療機関や診療科を受診している患者さんは、是非1カ所「かかりつけ薬局」を決めて、処方せんによる調剤を受けられることをお勧めします。